プログラムスケジュール

HEC ParisのMBAプログラムは合計4つのTermからなり、前半のTerm1, 2は基礎を固めるFundemental Phase、後半のTerm3, 4スキルセットを磨くCustomized Phaseと分けられます。Customized Phaseでは、Elective、Certificate、Specializationを選択し、専門性を深めます。受講する内容は入学月に応じて順序が変わります。また、International Exchangeを通じてプログラムを学生のニーズに合わせて調整することが可能です。

 

その他のプログラムとして、The Executive Committee on Campus (TEC)、St. Cyr Outdoor Leadership Seminar、MBAT(欧州MBAスポーツ大会企画)、キャリア関連の授業、フランス語学習クラス(CEFR B1レベル取得)などの機会が提供されています。また、9月入学生でDouble Degreeを希望する場合は、翌年9月から他校に通うことになります。

 

9月入学の場合のインターンシップ期間は標準で6月上旬から9月上旬までの約12週間ですが、MBA Projectを選択することで4月上旬からフルタイムのインターンシップを始めることも可能で、フレキシビリティのとても高いプログラムです。


プログラムの特徴と強み

学業

インダストリーフォーカス

・金融/コンサル以外の経歴や進路も多く事業会社との親和性が高い

・マーケティング及びファイナンス領域への強み

 特にラグジュアリーマーケティングとブランドマーケティングは世界的な評価を誇る

 

多様なリーダーシッププログラム

・グローバルトップ企業CEOの授業など、実ビジネスに即した意思決定を学べる

・MBAT(ヨーロッパ中のスクールが参加する大規模なスポーツ大会)の主催、フランス陸軍のサンシール士官学校と提携した訓練など、ユニークなリーダーシップを高める機会

 

フレキシブルなカリキュラム設計

・自身の志向やプランに合わせて設計できる、非常に自由度の高いカリキュラム

 9月入学と1月入学の2入学制、また学期内も希望に合わせてプログラムを作成可能

※カリキュラム例:Elective(選択科目)/MBA Project(ハンズオンプロジェクト)/International Exchange(交換留学)/Specialization(専攻)/Certificate(単位外の拡張プログラム)/Double Degree

 

 

練られた授業構成

・コアスキルのAccounting/Finance等はレクチャー&グループワーク等で基礎から学習

・Strategy/Marketing等の意思決定に関する授業はケース中心に分析や判断力を高める

-> こうした構成により、理論的基盤を固めながら多面的にスキルを高めることが可能

 

キャリア

幅広いキャリア形成の機会

・事業会社/金融/コンサル等様々なトップ企業への就職獲得実績

  (海外/日本含め過去の卒業生が多様なキャリアを構築)

・高いコストパフォーマンス

 費用に対するリターン(学び・学習期間の長さ・就職状況)の大きさ

・Career Transformation

 2017年ではsector, function, and locationのうち、卒業生の7割近くが2つを変えたキャリア形成に成功。

キャリアに関する詳細はこちらへ

 

環境

 ダイバーシティ+小規模なクラスサイズ

・90%がインターナショナル生徒であり約50カ国から成る多彩なクラスメイト

・北中米‐南米、欧州‐アフリカ、アジアからの留学生がそれぞれ3分の1ずつとバランスの取れた国籍構成

・他のTop Business Schoolと比べ、industry系など多様な業界バックグラウンドを有する学生が多い

・9月入学が約180人、1月入学が約90人と少人数、また8割前後の生徒はキャンパス内住居に住むため密な人間関係

・多様な業務やマネジメント経験を持つ生徒が多く、クラスメイトからの学びの大きさ

 

パリというロケーション

・ヨーロッパの中心地であり、様々な国/地域へのアクセスが良好

・文化と歴史を持つ街であるパリにて多彩なイベント等へ参加が可能(アート/ワイン等)


教育スタイル

理論と実践

HECの教育の特色は、まず理論と実践のバランスにあります。HBSの教材を使ったケースメソッドを使う授業も戦略系の科目などに多いですが、それですべて完結するわけではなく、オリジナルのテキストを使った会計系の科目や理論的な背景を教えるセッションが途中で開かれるなど、アメリカ式の教育プログラムにグランゼコールでの教育ノウハウが加わった、バランスの良いプログラムが特徴です。

 

グループワーク

バックグラウンド(国籍、業種など)の異なる5~6名程度のグループがFundamental PhaseのTermごとに組まれ、ケースワークなどは基本的にこのグループで答えていくことになります。コア授業の課題はどれも大変ですが、バックグラウンドの違いを生かして、どこかの科目ではグループに貢献できるものが必ず見つけられるようになっているはずです。

 

シミュレーション

経営シミュレーションを使った科目が節目に用意されているのも特色です。Term1のはじめにあるNegosimではチームビルディングを兼ねつつ経営のイロハを学び、Term2の最後にあるSIGMAもFundamental Phaseで学んだ内容を総動員して取り組むゲームになってます。その他、各科目の中でも必ずと言っていいほどシミュレーションが用意されており、授業で学習した内容の理解を深めるのに役立っています。

 

実践的なプロジェクト

Consulting Clubが実施している有償のConsulting ProjectやStation Fにあるスタートアップへのアドバイザリーなど、MBAで学んだ内容を生かして実際の企業を支援するプロジェクトも多くあります。能動的にアクションすればするほど、こうしたプロジェクトへの参加機会は増えることでしょう。


クラス紹介ビデオ

(Jan2021, Sep2019, Jan2019)

 

新入生が入学時に毎回自分たちで作る紹介ビデオです。

全員が出ているわけではありませんが、HECのDiversityを感じられるかと思います。

January 2021 Intake

September 2019 Intake

January 2019 Intake


HEC MBA
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